40年近くの歴史を持つ小誌がカムバックサーファー向けサーフボードを初!?プロデュースし、限定10本を発売し、リリースと同時にソールドアウト(言い過ぎですね !?)となったバック・トゥ・ザ・ビーチ(BTTB)。完売直後からお問い合わせを多々いただいていた。
この度、進化版の「Back to the Beach 2.0」を鋭意開発中。今回、開発するキッカケとなったモデルは木下さん46歳。旅行代理店に勤務しつつ、 休日は友人や齢が一回り離れたサーフバディとサーフィンを楽しむ。サーフィン歴は長いが上手くない(本人談)とのこと。
彼の主な悩みはブランクサーファーではないけれど、年齢的なこともありテイクオフが遅くなっていること、そして横に滑ることしかできないことの 2 点。
それを解決するべく初代 BTTB のシェイパー、添田知博氏に再び相談することとなった。初めてファクトリーを訪れた木下さんは興奮気味、ボードのブランクスを始め、材料、シェイプについて説明を受けつつ、ミーティングを行った。その結果、初号機の良さは残しつつアウトライン、ロッカー、テール周り、コンケイブを微調整。テイクオフが楽で、アクションもしやすい1本にするべく現在製作を進行中だ。発売は晩夏を予定しており、続報はウェブサイトで公開していく。ぜひ、サーフィンライフのオフィシャルホームページや SNS をチェックしてほしい。
やっぱりサーフィンは乗れる本数が増えれば、楽しさも増していくもの。ぜひ、ご期待ください。
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木下晃尚●きのしたてるひさ/1973 年東京都生まれ。旅行代理店STW(エスティーワールド) 勤務の週末サーファー。サーフィン歴は22年で世界中の極上ブレイクに乗った経験を持つ。横に滑るだけで満足から、長く波に乗りつつアクションを入れる サーフィンを目指すことを決意。
写真/熊野淳司 文/スタッフ鈴木
Back to the Beach 初号機ができるまで。