昨年末に閣議決定され、今年のGWは10連休!10日も使えるとなると、今まで行けなかった夢の波もサーフトリップ先の候補にはいってくる。だから躊躇せず今年は“いつか行きたかった”旅先へ。夢の波が待つ6つのデスティネーションをピックアップ!
ビンテージのワーゲンバスでPCH沿いをロードトリップ
北はオレゴン州との州境から、南はメキシコとの国境まで。太平洋に沿って走るカリフォルニア州道1号線「パシフィック・コースト・ハイウェイ」沿いには、世界に名立たるグッドウェイブが点在。そこを10連休だからこそのゆったりさで、クラシカルなビンテージバンとともに巡る旅は、サーファーにとってまさに憧れだ。コスタメサにあるレンタルショップ「ビンテージ・サファリ・ワゴン」では、1970年代から2000年代まで、多くのキャンピングカーを用意。キャンプ用品が搭載されているので、ボードさえあれば、すぐにロードトリップを始められる。
カリフォルニアのサーフカルチャーを存分に体感してみたい人は、サンディエゴからサンフランシスコまで行くのもありだが、毎日サーフィンを楽しむなら、サンディエゴからベンチュラまでのロードトリップがおすすめだ。というのも、冬の北うねりと夏の南うねりの時期がはっきりしているカリフォルニアでは、季節の変わり目である5月は、波を確実に当てるのが難しい。しかし、バラエティ豊かなサーフポイントを有する南エリアなら、サーファブルな波を見つけられる上に、多くの人が想像するカリフォルニアらしい景色を存分に堪能できるはずだ。
GWに狙いたい波はココ!
1.マリブ
ロングボーダーの聖地であり、古き良きサーフカルチャーの残る場所。美しいブレイクは必見。
2.ハンティントンビーチ
南カリフォルニアのクラシックポイント。広々としたビーチの前に無数のブレイクがある。
3.トラッセルズ
ショートボードに適した力強い波で、地元のトップ選手も通う。波のクオリティは全米随一。
4.オーシャンサイド
ビジターも入りやすいビーチブレイク。桟橋からの切れた波が人気。周辺にはショップが多数。
5.カーディフ
カリフォルニアの最南端エリアに位置。ボトムはリーフで、決まるとロングライドができる 。
編集・文/菅 明美 写真/枡田はやと、アダム・バルトシェスキー、チャド・ジャレイ
[サーフィンライフ2019年3月号掲載記事を再構成]