思わず今乗りたくなるサーファーズ・ビークル5選(スタッフ鈴木調べ)


(数年前に広告撮影時にお借りしたクルマ。いいアジ出てますよね)
サーフィンとともにクルマが大好きなスタッフ鈴木です。

よほど海に近くない限りは、クルマでサーフィンに行かれる方が大多数だと思います。
ボードとともになくてはならないサーフバディーですよね。
個人的には都内でアロハキャリアにサーフボードを固定した陸サーファー沢山いる時代を1度見てみたいです。耳がタコになるぐらい先輩方から沢山話しを聞いているので。
話しがズレてしまいました。私自身は海沿いに住んでいるので、普段は自転車で最寄りのスポットと自宅を行き来しています。
そんな私もクルマでサーフィンや取材に出かけることが多々あります。千葉、伊豆などデイトリップから鎌倉方面、平塚方面など近場までクルマを活用しています。もちろん買い物や、ドライブに使用するなど日常的なアシでもあります。

クルマに求めるものはサーフボードと同じく人それぞれだと思いますが、自分自身はカクカクしたどちらかと言うとネオクラシックなクルマが好きで、今までランサー、BMW E30(320,325)を2台、ジャガー、JEEP、マークIIワゴン、アテンザ、ボルボ240セダン、BMW E36(325)カブリオレ、フォード・エスケープ、メルセデス S124 300TEなどを(両親のクルマも含めて)乗ってきました。
全て思い入れはあるのですが、特にE36カブリオレはオープンカーなのでボードを屋根に積載できず、ボードサイズもそれに合わせて5’4″まで短くしたことも笑。ボードを助手席に座らせシートベルトをして固定、海沿いをオープンにして走りサーフィンに出かけるのが楽しみでした。

年代が古いクルマを乗り継ぎ、多走行(日本の基準では)の個体が多かったので当然トラブルもありました。240で仙台や三重に行った際は高速でエンストしたり、E36は大磯でラジエターホースがちぎれ大渋滞を起こしたりと大小トラブルをあげればキリがないです。豊富な予算があれば色々と直すのですが、多少のことは我慢してでもボードやウェットスーツを買う方にお金をまわしたい、でも魅力のないクルマには乗りたくないというワガママを貫き今に至ります。そんなクルマ達ですが、お金の関係上2台持ちなどはできずすべてメインで使ってきました。

今もクラシックカーほどではないですが、製造から四半世紀以上経過したクルマに乗っており少し遠出してサーフィンしに行く際はちょっとした冒険感覚です。特に真夏は水温が上昇してくるといつもドキドキしています。何といっても22万キロ超えの老体なので。
それでもそんな相棒とサーフィンに行くのは楽しくかけがえのない時間です。


ここでは鈴木の気になるクルマ5選を紹介させていただきます。(お前のオススメなんて聞いてないという方はこちらでお楽しみください)

ハイエースやバネットも素晴らしいですが、そういった車種は他でも出ているので「独断と偏見で選考」

ボルボ 240ワゴン
(引用 ボルボ・カー・ジャパン ホームページより)
ボルボ 240ワゴンセダンには乗りましたが、ワゴンもかなり良い。カクカクした外観と積載量、運転のしやすさと文句のつけ所がないです。車体が重いので亀の様な加速もアジのうち


メルセデス・ベンツ W123/S123

メルセデス・ベンツ W123/S123ビジュアル最高で文句無し、運転もしやすくワゴンは7人乗り(最後列は後ろ向きで子供くらいしか乗れないけれど)の設定もあるのがグッド。ネオクラシックの代表格な1台です


日産 セドリックワゴン
(引用 カタログ画像より )
日産 セドリックワゴン外観も内装もネオクラッシックな出で立ちでサーファーにも根強い人気がありますよね。フェンダーミラーでノーマル車とすれ違うと感動ものです(こちらもワゴンは後ろ向きで7人乗り設定)


BMW X1
(引用 ビー・エム・ダブリュー株式会社 ホームページより)
BMW X1運転しやすいサイジングとフォルム。VWのティグアンも人気ですがBMWの乗り心地はたまりません。シルキーシックスのDNAだけは感じられるはずです(現車は直列4気筒だった気がします)


スズキ ジムニー・シエラ
(引用 スズキ株式会社 ホームページより)
スズキ ジムニー・シエラ(新型)新車発表時から話題沸騰中。納車まで1年とのウワサも。サーファーには荷室の狭さが気になりますが、上にルーフキャリアをつけるなどして対応すればサーフィンにキャンプに活躍してくれそうです


番外編
シボレー エルカミーノ
シボレー エルカミーノピックアップトラックなので、実用性は低いです。あのエンジンとマフラーのサウンドがあればBGMは不必要、海までのテンションも上がりそう。フォードのランチェロなども海とサーフボードが似合いそうですよね。またスピード狂(アーチー好き)の方にはGMCのサイクロンもオススメ。テスタロッサ・キラーの異名を持つピックアップトラックで、過剰ともいえる動力性能を持ちフェラーリにも負けない加速力との噂も

キャンピングカー
キャンピングカー
やっぱり波を求め海岸線をロードトリップするのにキャンピングカーが最適。毎日波を求めて全国津々浦々を訪れてみたくなりますよね。特にメルセデス・ベンツの1台(V220d Marco Polo HORIZON)は発表と同時に注目を集めていました

トヨタ クラウン(クジラクラウンと呼ばれる4代目)トヨタ マークII(通称ブタ目と呼ばれた3代目)も海で注目を集めること間違いなし。いつかはクラウン…ワゴンなら最高ですが、セダンにキャリアをつけるのもセンスを感じます。激シブのアロハキャリアなら尚よしですね

BMW E24
BMW E24
世界一美しいクーペと称された名車。やっぱりクーペで助手席にはサーフボード(車内積み)スタイルがクールです。買えるお金が例えあったとしてもお子さんのいる方などは乗り降りが面倒で反対されるでしょう


いかがでしたか?ただお前の乗りたい車だろっというツッコミありがとうございます。
その通りです笑 サーフボードと同じで色々なモデルを見て、できれば試乗し手にした時のことを思い浮かべつつニヤニヤしています。

移動するクルマがかわればサーフィンへ行くテンションも変わります。海までの長い道中も、渋滞も楽しくなるというもの!?(私のクルマは水温が上がるのでそんな事ないですが)燃費の良い新車はもちろん良いですが、古いクルマを大切に乗るのもエコだと考えています。また、最近はリノベカーも話題になっていますよね。新車、中古、リノベカーと選択肢が広がり、ボードの選択肢とともに我々にとっては嬉しい悩みです。実用性、スタイル、価格を天秤にかけ最良の1台を選びたいですね。


(以前、小誌内の企画で愛車をこんなにされたことも涙。オープンカーにはサーフボードを何本積めるかという企画で、会社の敷地内を走り出した瞬間に2-3本吹っ飛んでいきました笑)