【いよいよサーフシーズン到来】春の海水温は1カ月遅れ?その理由は??


早いもので4月も半ばに差し掛かろうとしています。気温こそ春めいてだんだんと暖かくなってきたものの、まだまだ海水温は冷たい地域も多い。北千葉、茨城あたりではようやくブーツが脱げるかどうか、湘南でも薄手のジャージフルスーツでは寒いと感じる人も多いと思う。そこで、今回は海水温は外気温と比べて1カ月遅れと言われているがその理由を簡単に解説します!

1年のうちで一番日差しが強いのは?


1年のうちで一番日差しが強いのは、太陽の高度が一番高い夏至の時期、つまり6月です。(実際には6月は梅雨の時期でもあるので日照時間も考慮すると7月ともいわれています。)

海水は暖まりにくく冷めにくい


次に、一番気温が高いのは7月下旬から8月。これは、降り注いだ日差しが地面を温めて気温が高くなるのにタイムラグがあるからです。その次にやっと温められるのが海水。海水温が一番高いのは8中旬から9月と言われています。このタイムラグによって海水温は気温よりだいたい1カ月遅れで変化が現れるのです。(実際には暖流や寒流の影響などもあるので、場所により一概には言えませんが簡単に要約させていただきました)

私の体感では2カ月近く遅れているように思います。とはいえ日差しが強くなれば、海水温の低さもウェットの着用でほとんど気にならなくなるもの。特にセミドライ→3mmフルスーツで身体がかなり軽く感じ、3mmフルスーツ→シーガルでほとんど夏気分。そうなれば、ボードショーツなど軽装でサーフィンできる時期もすぐそこ(夏場の風、オフショア時に海水温が下がることもあるので奥の方にしまったらダメですよ)。

天気も大分安定してきた今日この頃、10連休と言われるゴールデンウィークを目前に海から離れていた方も今週末あたりサーフィン復帰してみてはいかがでしょうか??リハビリして、連休は思いっきりサーフィンを楽しんじゃいましょう!

久々にサーフィンの方は入念なストレッチ、ギアの点検と、既に日差しは強いのでサンスクリーンをお忘れなく。


写真/熊野淳司