Back to the Beach Vol.4 平成最後の年の瀬に伊豆サーフィン合宿を敢行。


(波チェックの後ろ姿だけはサマになってきた2人笑)

ビーチサイドで話題沸騰中の”Back to the Beach”ベストライディングへの道!
15年のブランクを経てサーフィンに復帰した竹内大介さん、そして32歳でサーフィンデビューを果たした岩田翼さん。前回(Vol.2、Vol.3)大介さんは横に滑れ気を良くしたところで、2R目のサイズのある波では全く歯が立たなかった。その後、スピンオフ企画(いやメイン企画だな)で急遽プロサーファー大澤伸幸プロにBack to the Beach.モデルの性能をテスト(強引に乗って頂いた)をしてもらった模様をお伝えした。

サーフィンに対するアツイ気持ちが再燃し再びリッピングをすることを目指す模様の第4弾
平成最後の年末にプロが試乗する為にサーフボードを伊豆まで運んで来た模様
ではなく
サーフィン合宿を敢行した模様をお届けする。

サーフィン合宿趣旨
連続して海に入る機会がないと上達しにくいのがサーフィン。
サーフィン=やはりパドルなので、期間があくと筋力が落ちてしまい、またイチからのスタートとなってしまう。
この連続して海に入るというのが、社会人にはなかなか難しいことですよね。
長期休暇といえば年末年始、ゴールデンウィーク、お盆休みくらいが一般的。
職種によってはなかなか長期休暇が取れず・・・なんて方も多いと思う。そこに家族や友人との約束などなど様々な案件があり、サーフィンへと行くタイミングを立て続けに取得するのは至難の技なのだ。

そこで今回の合宿のテーマはズバリ”パドル力の強化”

サーフィンの上達には、サーフィンライフ誌テクニック特集と最高のボード(Back to the Beach.)そしてやる気あるのみ。


一同はまず海、砂の綺麗さに感動。この時はミッションがボードのデリバリーだと知る由もなかった

大介さん「いゃ〜綺麗っす。日本じゃないみたい。波はちゃいちーですけど、充分できますね」
岩田さん「初めて伊豆へ来たんですけど、道中に岩場ばかり見えて・・・まさか鬼軍曹はココでサーフィンさせる気ではないかと、気が気じゃなくて完全に戦意を喪失してました笑 こんなに綺麗ならドルフィンスルーも目を開けて出来ますね」

大介さんは久々のサーフトリップ、岩田さんは千葉と湘南以外でのサーフィンは初めてと気分が高まっている。

2人とも前日の忘年会で二日酔い、少ない睡眠時間の割にやる気満々。
ですが、ここでまず大澤伸幸プロにBack to the Beach.をテストライドしてもらい、ビーチで見学指令。

そうです、今回の重要なミッションはサーフボードのデリバリーです。

間近で見るプロのライディングを勉強したところで、次にお昼ご飯を。
伊豆の名物(サーフィンライフ鈴木調べ)「ON THE BEACH」でプレートランチをテイクアウト。
綺麗な海を見ながら美味しいご飯を頬張ることに。何回食べてもゲキウマですね。
これで新年をしっかりと迎えられそうです。


早くリッピングしたいがあまり、チャンピオン獲得者にアドバイスを乞うという力技を披露。ずるいぞ大介さん!!ついに立場を利用してなりふり構わず上達しようというブラック大介が発動。まぁ普通に考えてこうなりますよね、あんなにサーフィンが上手い人が近くにいたら…..。

いよいよプロの撮影もひと段落し、2人も合宿スタート。
波は腰サイズの超速ダンパーで意外とパワフル。写真ではタルク見えるのですが、本当に速いブレイクでした。
2人とも波に弾き飛ばされ、ボトムのサンドとゴッツンコで洗濯機状態。
ほとんどの人が乗れていない中、今回小誌の取材で来ていたグランドチャンピオン獲得者の大澤プロのみバシバシリップを叩いていました。
(この模様は次号2/9日発売 サーフィンライフ3月号ボード乗り比べ企画で掲載されます)

さて、肝心の彼らのサーフィンはと言うと…







やはり走り出しが早いBack to the Beachモデル。だが、テイクオフが若干もたつく(2枚目の右足に注目。レギュラースタンスなので右足が前に出るのは基本的にNG)が、それをボードがカバーしているのがわかる。これもボードの性能の高さです。
ダンパーでもコンスタントにテイクオフはできていただけに、モタつきを解消しリッピングへと繋げたい。

一方、キング・オブ・ビギナーは…





見事、洗濯機・オブ・ザ・デイを獲得。
ボトムで波のリップをくらい、この後海底にゴッツンコ&グルグル🌀。持ち前のチャレンジ精神で、何回もトライしていた姿が印象的でした。サーフィンの魅力にどっぷりはまり、密かに鵠沼&南房総へとレンタカーで通う岩田さん。この情熱があれば上達も早そうです。
が、Back to the Beachモデルではないからうまくいかないんですよ 笑。

波に巻かれ二日酔いはスッキリした様子。でも、
「俺たちは波に巻かれに来たわけじゃない、波に乗りに来たんだ!」
と意気込む2人。めちゃくちゃ速いブレイクだったので、出来てもテイクオフ程度だったが今回の目的はパドル力の強化、沢山パドルしてもらいつつ何回もチャレンジ。小波でもボードに乗っての波待ち、しっかりと漕ぎ切ることを意識。

高い透明度と綺麗な砂のお陰で不思議と巻かれても嫌な顔は出ない。

結局、日が沈むまでサーフィンをして、地場の魚を食べ、温泉に浸かりぐっすりと就寝。
宴会もせずに翌日に備えた。

次の日も撮影の合間を縫って2ラウンド。

とにかくパドル、パドル、パドル。バランスを意識しながら漕ぎまくる。

サーフィンの合間にパシャり。いい顔してますよ!


帰宅時間が迫るなか、奇跡のダブルテイクオフ。大介さんもサーフボードに力を借りつつリッピングする日も近そうだ。鬼軍曹の撮影なのでちゃんと撮れていなくてすいません。

こうしてパドルしまくった2日間が終了。次回以降のサーフィンもこれで調子が良くなっていくハズだ。

今回の新たな発見は、サーフィンが上達するのも嬉しいですが学生の合宿の様な体験を社会人になってもできたこと。なかなかこの歳になるとこんな体験できませんよね。こんな経験ができるのもサーフィン魅力のひとつかもしれません。

次回へ続く、大介さんリッピングお願いします。岩田さん、横へ走りましょう。
本年も何卒、宜しくお願いいたします。


下記の記事も是非ご覧ください。

Back to the Beach.モデル 遂にその真価を発揮

Back to the Beach.ベストライディングへの道 Vol.3

Back to the Beach.ベストライディングへの道 Vol.2

Back to the Beach.ベストライディングへの道 Vol.1

初心者サーファー必見連載 Welcom to the SURFIN’LIFE.テイクオフへの道 Vol.1


写真/文 スタッフ鈴木