冬サーフィンの防寒対策!知っておくべきウェットスーツの新常識5つ

“たとえ寒い冬でも暖かくサーフィンしたい”

作り手のその情熱によって、冬をホットにする最新ギアは生まれる。今年もウインターサーフを快適にする最新ギアが登場。冷たい北風、下がる海水温への対策は年を追うごとに進化して、寒さを理由に海から遠のく時代は、過去のものになろうとしている。

1.パドルして、波に乗って。伸張して発熱する素材なら、動き続けるほどに暖まる!

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一般的に人は運動することで代謝が盛んになり、身体から熱を放出する。しかし冬の海では、運動による多少の発熱だけでは寒さをカバーできない。そこで、その事実に基づき開発されたのが、生地が伸張することで発熱効果を発揮する“ハイテク起毛素材”だ。パドル、テイクオフ、ターンなど、サーファーがさまざまな動きをするたびにウェットスーツの各部は伸張するが、注目すべき新素材はその伸張によりウェットスーツ自体が発熱。ここで紹介するのは、旭化成が開発したストレッチ繊維「ロイカ」を使用したもので、ロイカが伸張する際に分子の乱雑さが減少し、このときに熱を放出する仕組みになっている。この動けば動くほど暖かくなる伸張素材は、今年多くのウェットスーツのブランドが取り入れているだけに、その注目度は高い。

 


「ブレイカーアウト」や「アックスクラシ
ック」から登場している新素材プレミアムブラック。身体から放出される遠赤外線を吸収し、蓄熱効果も発揮する。
【問】シ・ワールド ☎ 0463-23-6720