ソフトボードを実際に試してみてどうでしたか?
脇 先入観にとらわれていたことを実感しました。波をキャッチしやすいソフトボードは、サーフスクールで使用するイメージが強く、技をするためのボードではないと思っていたけど、普通にカービングも楽しめましたからね。
大澤 最初は普段乗っているサーフボードと感覚が違いすぎて、難しかったけど、何度かトライするうちにPUボードと同じように扱えるようになりました。
脇 深いボトムターンしてたよね。
大澤 祐史さんもスプレー飛ばしてたじゃないですか(笑)
脇 長さもデザインも違うボードだったけど、それぞれに魅力があって面白かったです。キャッチサーフは長さが7フィートだったんですが、ロングボード並みの早さ。
大澤 ワエバの8フィートも船のような安定感。テイクオフがかなり速いので、パドルに自信のない人にもぴったりだと思います。
脇 今回持参したウォーターランページのスペースフィッシュというモデルは、ショートボードの乗り心地にかなり近かったよね。
大澤 そうですね。幅広のフィッシュでクアッド、しかもソフトボードだからどんな乗り心地かなと思っていましたが、波もキャッチしやすく加速性も十分。シューツのボードも、クイックな動きができました。
脇 ソフテックのクアッドは、ビジュアルからして興味津々。
大澤 最初はレールを入れるのがちょっと難しかったですが、コツを掴めば楽しめますね。
浮力抜群で厚みのあるソフトボードは、そもそも波にしっかりレールが入らないんじゃないかと思っていました。
大澤 そんなことないですよ。ただ、少しの荷重でボードが反応してしまうので、的確な位置をキープすることは大切かもしれません。
脇 そういえば、スポンジ素材のハンドプレーンも楽しかったな。
大澤 サーフボードに乗せてパドルアウトして、思い切りジャンプしてましたよね(笑)
脇 ソフトボードは柔らかいマテリアルを使っているから、怪我をする心配も少ないし、いろんな遊び方ができるのもいいね。
大澤 テイクオフが格段に速いので、余裕を持って次のアクションの準備ができるのも魅力。普段のボードでは成功できないテクニックも、ソフトボードで練習するといいかもしれません。
脇 小波の湘南にも1本あれば楽しめそうだね。
大澤 ですね。帰ったら買いに行こうかな(笑)
写真/高橋賢勇 取材・文/菅明美
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