王者の貫禄フィリペとレイキーが優勝！

Photo by Alan Van Gysen/World Surf League

世界に誇るライトハンダーJ-BAYでの戦い。シーズン終盤だけにファイナルズ進出への争いが熾烈を極める。オープニングラウンドを終えるとなかコンディションがなかなか上がらずウェイティングが続く。そんななか五十嵐カノアはエリミネーションラウンドを強いられ、体調不良のなかどうにかヒートをメイク。続いてジョアオ・チアンカと好調のヤゴ・ドラを下し、今シーズン初のセミファイナルへと進出した。惜しくもここでフィリペ・トレドに敗れ3位で今大会をフィニッシュした。

Kanoa Photo by Beatriz Ryder/World Surf League

迎えたファイナルはウィメンズがモリー・ピックラムとレイキー・ピーターソン、メンズがフィリペとイーサン・ユーイングの戦いとなる。まずウィメンズは終始波を攻め続けたレイキーに軍配が上がる。続いてメンズはスロースタートに見えたフィリペが卓越したレールワークを披露。ほぼパーフェクト10と言っても過言ではないハイスコアを出し、エクセレントレンジを2本揃えイーサンの連覇を阻んだ。