リーシュコード5つの基本

リーシュコード ダカイン

多様なデザインから適切な1 本を選択する基準や使用後のケア方法など、リーシュコードの基本を「ダカイン」のサーフ担当・石井弾さんに伺った。 取材協力/ジーエスエムジャパン

Q1 太さに違いのあるリーシュ。選ぶ基準は?

 A1 波の大きさで選ぼう!

通常のモデルには太さ5㎜と6 ~ 7㎜、大波用には8㎜と10 ~ 11㎜のリーシュが展開されています。日本の波では、ヒザ~頭サイズくらいまでなら5㎜で十分に対応可能。頭半~ダブルのリーフブレイクでは6 ~ 7㎜をオススメしたいですね。もし、それ以上の大波に挑むようなら8㎜以上を用意すべき。ちなみに、マウイ島ジョーズのようなビッグウェイブでサーフするために開発されたリーシュもあります。大抵カフとコードをつなぐモールド部にクリップが付いているんですが、これは波にのまれたときのためのもの。コードがリーフなどの障害物に絡んでしまった際に、クリップを引き抜くとコードから解き放たれて脱出できる仕組みになっているんです。

Q2 長さに違いのあるリーシュ。選ぶ基準は?

 A2 サーフボードの長さを基準にしよう!

リーシュの長さは、5 ~ 12フィートのあいだで大体1フィート刻みで展開されています。長さの選び方は、サーフボードの長さに準じるのが基本。例えば、ボードが5フィート半ば~ 6フィート半ばまでなら6フィートのリーシュを、8
フィート半ば~ 9フィート半ばまでなら9フィートのリーシュを使うのが適切です。ただし「長めが好き」「短めが好き」なら、そのフィーリングを優先させて、前著の基準よりもワンサイズ長いもの、短いものを選んでも問題ありません。

Q3 どれくらいの頻度で買い換えると安心?

 A3 1年を目安にするのがオススメです。

コードとベルクロ部にあるモールドをつなぐジョイント部が緩くなってきたり、抜けそうになってきたら寿命です。また、コードに細かい切れ目が入ってしまっても買い換えどき。切れ目がひどくなると、波に巻かれたことをきっかけにコードが切れる可能性もあるのです。そして新しく購入する際は最新モデルがいいと思います。ゴムやプラスティックといった各パーツが経年劣化することは否めず、購入するのなら、より新しいリーシュがオススメです。

Q4 使用前と使用後、注意すべき点は?

 A4 チェックとケアが大切です。

パッケージングのされ方によっては巻きグセがついてしまっているリーシュコードは、その巻きグセによって足に絡まりやすくなります。その場合、リーシュの端と端を引っ張り合うことで少しずつ解消しましょう。そして毎回パドルアウトの前にカフのベルクロがしっかり留まるか、接合ボルトが緩くなっていないかをチェック。使用後は海水を洗い流し、コードの真ん中を引っ掛けて吊るす形で保管することで、クセが少しずつ取り除かれていきます。

Q5 足に絡まないようにするためには?

 A5 正しい装着方法と保管方法がカギ。

リーシュはコードがかかとの外側90度になるよう装着するのがベスト。またウェット着用時は、ウェットの上からでも、ウェットをまくって足首に巻いても問題ありません。そして、カフをよく揉みこむことで外れにくくなることも
覚えておきましょう。リーシュをボードに巻き付けて保管するサーファーをたまに見かけますが、あれはNG。巻きグセが取れない原因となります。快適な使用感を得るためにも、サーフ後は吊るして保管しましょう。


文:根岸功