【テイクオフ】立ち方のコツ5つ

パドリングとスタンスについてきっちり学んだ後は、いよいよ本番のテイクオフ!これまでのキーポイントを交えて、憧れのアクションに繋がる大事な一歩を身に付けよう。

ショートボードのスタンスについてはこちらから→スタンス「ショートボード3つのコツ」
ミッドレングスのスタンスについてはこちらから→スタンス「ミッドレングス4つのコツ」

 

グッドなテイクオフへ 5つのコツ


1. 目線はボードに落とさない

2. 手は握らないでボードに添える

3. 立つのはボードが滑ってから


4. 素早くしなやかに、前足を胸に引きつける


5. 立ち上がった後の膝は伸びきらない

 

 

いつも目指したいのは、ピークからのテイクオフ

テイクオフはライディングの第一歩。基本的には、波が最初に崩れる場所の〝ピーク〞からのテイクオフを目指したい。なぜならば、ピークは最も波の高さがある場所で、斜度も急であるため。瞬間的にスピードを得ることができ、ロングライドにもなるからだ。

テイクオフ

山中プロは、テイクオフ時のパドリングのコツをこう話す。「どこにピークがあるのかを見分けると同時に、ボードの向きを確認することが大切。波が進む向きとボードの向きを同じにするんです」そうすることで、波とボードがいち早く同調して、スムーズなテイクオフが可能になるのだ。いいライディングに繋がるテイクオフには、左に示した、どんなボード、どんな波にも共通する5つのポイントを意識することで近づける。次の見開きでその意味合いを追っていくので、理解したうえでしっかりと身につけよう。正しいテイクオフをして正しいスタンスに立てれば、その後に続くアクションは驚くほど簡単になる。


写真/高橋賢勇 取材・文/高橋淳 取材協力/ケンティンサーフショップ