サーフィンの花形テクニック、トップアクションを決める!リッピング編 

見た目にインパクトのあるトッ プアクションは、サーフィンの最大の見せ場。最終的にそのサーファーの技量を判断する基準にもなります。もちろんボトムターンも大切ですが、それだけではサーフィンの醍醐味を知ることはできない。トップアクションができるようになれば、サーフィンの幅がグッと広がると思いますよ」と河村海沙プロ。オフ・ザ・リップを河村プロが指南。

オフ・ザ・リップ
「ホレた波を選ぶ」、「十分なスピード」、「リップに当てるタイミング」。この3つがオフ・ザ・リップを成功させるためのコツだ。そのためには、ライディング中に先の波を予測し、当てたい場所にタイミング良くアプローチができるように、ボトムターンの入り方から調整する必要がある。ボードはリップと垂直に当てるのがセオリー。そうでなければ、ローラーコースターになったり、波に押されて、そのままボトムに落とされることがある。

1.「身体の軸をちゃんと真ん中に乗せれていれば、目線をトップへ向けるだけで、自然とボードは上がります」と海沙プロ

2.ボードはトップへ向かいながらも、目線は次にボードを持っていきたい方向へ。体勢が変わっても、常に中心に軸があるのがわかる

3.後ろ足に加重を移行して、ノーズを上げる。すると節水面が少ないので水の抵抗も減り、ボードが回転しやすい。前足は添える程度

4.「どの技にも言えることですが、両足の間に頭の位置をキープすることに意識を。そうすれば、たいていの動きはバランスが取れます」

5.波のホレるタイミングを見計らいボードを返す。このタイミングをミスると、失速したり、ワイプアウトしてしまうことがある

6.水中写真ならボードの傾きも良くわかる。回転させたと同時に逆側のレールを入れ、再びパワーポジションへ戻ろうとしている

1.前ページのレギュラースタンスと同じく、バックサイドではフロントサイドよりもさらに腰をひねろう。視界も確保できる

2.ボトムに降りすぎると失速するし、降りなさすぎても狙いたいトップへ向かえないため、的確なポジションでボトムターンを

3.この時点でもうトップを目指す体勢に。「トップアクションに成功しないという人は、ボトムに降りすぎている可能性もありますね」

4.ボトムで最大限のスピードを得たままトップへ。多くの人はボトムターンで下まで降りすぎ、スピードをロスしてしまいがちだそう

5.オフ・ザ・リップはいかにホレたセクションへボードを縦に持っていけるかがポイント。それが技のキレ味やスプレーにも影響する

6.波が崩れる瞬間をめがけて、後ろ足でボードを蹴り出す。その際、踏み込む力は不要。スピードとタイミングこそが成功のコツだ