ワールドタイトル&メダリストだらけのISAワールドサーフィンゲームス

Photo: WSL / Ed Sloane

先日のケリー・スレーター(USA)の正式参戦発表でまた一段と盛り上がりを見せた、9月7日より宮崎・木崎浜で開催される「2019 ISA ワールド・サーフィンゲームス」。参加選手の全エントリーが出揃うのが8月29日となっていますが、今の時点でも、もう本当に凄いメンバーなんです。

まず、ワールドタイトル。ケリーが11回、オーストラリア代表のステファニー・ギルモアが7回、もうこれで18回。これに加えてカリッサ・ムーア(USA)が3回にガブリエル・メディーナ(BRA)が2回の合計23個ものワールドチャンピオンの優勝カップがコレクションできました 笑 さらにステファニー・ギルモアは2回ISAのジュニアチャンピオンになっています。

ISAの実績でいうと、アメリカチームでは2009年にコートニー・コンローグが、2016年にはキャロライン・マークスがウィメンとジュニアでチャンピオン。オーストラリアチームではジュニアチャンピオンを獲得しているのが、ジュリアン・ウィルソン、オーウェン・ライト、ライアン・カリナンと男子全員。サーリー・フィッツギボンズはジュニアで一回、ウィメンズで2回チャンピオンになっています。

Photo: WSL / Matt Dunbar

他国メンバーもまぁ凄い事。フランスは2009年のメンズチャンピオンのジェレミー・フローレスを筆頭に2017年団体優勝メンバー三人を揃え、ブラジルは男子でガブリエル・メディーナとフィリペ・トレド、女子でタティアナ・ウエストン・ウェッブと3人がジュニアチャンピオンを代表メンバーに揃えました。う〜ん、誰が優勝してもおかしくない。

Photo: ISA / Ben Reed

迎え撃つ我が日本代表「波乗りジャパン」だって負けてはいません。昨年、団体金メダルのディフェンディングチャンピオンだし、エース、カノアは銀メダル獲ってるし、村上舜だってメンズファイナリストですしね。それに今回代表に選出された前田マヒナは2013、14とジュニアで金メダル獲得してるんです。*この時はまだハワイ代表

とにかくワールドチャンプ、メダリストだらけの今回。オリンピック出場がかかってますから、これまでとは違った意味を持つコンテストになり、雰囲気や結果が全く予想がつきません。ただ一つ言えるのは、これ見ずして何を見るの?て事。一刻も早く宮崎行きのチケット取りましょう!。宿は少ないみたい、、。ちなみに自分、全日程入りします。ビシッ!

Text  : Ysuyoshi Ogawa

参考記事 : Kelly Slater and Stephanie Gilmore Headline World-Class Talent Announced to Compete for their National Teams at the 2019 ISA World Surfing Games presented by Vans