サーフボードにデッキパッドは必要か??スタッフ鈴木的デッキパッドの利点6個。

デッキパッドは必要か??そんなの個人の好みでしょ??っと思ったあなた…その通りですね笑こんにちは、スタッフ鈴木です。自分でも書いててそう思います。でも、デッキパッドってすごい発明ですよね。サーフボードはもとより、フィン、リーシュコード、デッキパッド、ワックスのギアは、サーフアクセサリーのなかでも別格の重要度だと感じています。

おニューなボードにデッキパッドを貼る瞬間…最高ですよね!FCSの看板ライダー、ジュリアン・ウィルソンのシグネチャーモデルをBTTB2.0へインストール。早くジュリアンのような縦へのアクションを見せてください笑

カムバックサーファーの竹内大介さんもデッキパッドを貼る瞬間とワックスアップしている瞬間…までがイキイキしていました。

そもそもデッキパッド(グリップ、トラクションパッド)はレジェンドサーファーのハービー・フレッチャーが1976年に世界で初めて世に送り出したと言われている。ASTRO DECK(アストロデッキ)と聞けば、サーファーならばピンときますよね。常に革新的なマニューバーとともにデッキパッドも進化しつづけて今に至る。近年では特にエアやクリティカルなトップアクションをする際に、多くのサーファーにとってなくてはならないアイテムだろう。

2007年11月号サーフィンライフ特集 より

2007年11月号サーフィンライフ特集 より

デッキパッドが一般的になってきたのは登場してから数年後の1981年〜1982年頃(サーフィンライフ バックナンバー調べ)。当初は、円形、菱形、四角の色とりどりのステッカーみたいなイメージのものを貼っていた。それが、テールをトレースしたような形が登場したのが1983年頃、1985年には今ではポピュラーなアーチバーが開発された。その後テールキックなども登場し、ボード全体をデッキでカバーするほどのフルデッキなどの斬新なアイテムもあったが、現在はテールパッド、フロントパッドの2種類が一般的で、各社ともシグネチャーモデルなどデザインのほか、グリッドやパターン、センターアーチ、キックの高さをはじめ工夫を凝らした最先端のアイテムをリリースしている。

我々休日サーファーの大多数はテールパッドのみを使用している方が多いですよね。でもなかには頑なにデッキパッドを付けないサーファーもいる。スタッフ鈴木的な筆頭格はメイソン・ホー。父はハワイのレジェンド、マイケル・ホー、叔父はワールドチャンピオンのデレック・ホー、妹は女子トップコンペティターのココ・ホーとサーフィン界のロイヤルファミリー。破天荒でチューブジャンキーのメイソンはデッキパッドを付けているところを私は見た事がない。彼はデッキを貼った友人のボードからデッキを引き剥がしたり、かじりついたりしていたらしい笑。私の周りにもデッキパッドを付けない者もいて、その理由はスタイル的に、足が引っかかるから、など様々だ。

貼らないスタイルもクール。

スタッフ鈴木的にはフロントパッドも好きです。。

ココで鈴木的に考えるデッキパッドの利点を発表。それは以下の6つ
1.ダックダイブ(ドルフィンスルー)の際につま先を引っ掛けられ蹴りやすい(ボードを深く沈めやすい)
2.サーフボードの保護的な役割を果たす
3.グリップ力の向上
4.ワックスを塗る面積(量)を減らせる
5.オシャレにボードを演出できる
6.足を置く位置を迷わない

もちろん私がエグるようなトップアクションやエアをするレベルのサーファーならば上記以外にもあるのでしょうが、だいたいこのあたりが休日サーファーでも上げられると思います。当たり前すぎるか笑。
自分のサーフボードを見回すと、デッキパッドを貼ってないのはサンディエゴ・フィッシュやシングルフィンのショートボードなど4本。それ以外にはソフトボードとロングボードを除くと全てのサーフボードにデッキが貼ってある。

やっぱり個人的にはデッキパッドは便利だなと思う。もちろんキックの部分をダックダイブ以外にも使用できるようになれば尚更便利だと思うので、日々それを目指して練習しています笑。そろそろサーフシーズンを迎える時期=ブランニューなボードを手にしたくなる時期。今からサーフボードとともにデッキパッドのデザインも悩んでおきましょう。掛け替えのない2020年の相棒にする為にも。

スタンス矯正にフロントデッキパッドを活用。オススメデッキパッドは??