寒さが日々身に染みて海から遠のきがちになっているスタッフ鈴木です。
さて、2019年が始まって早くも1ヶ月。
今年注目のサーファーを独断と偏見で選ばせてもらいました。
いゃ〜いまさらこの人?なんて声も上がるかもしれませんが、是非ご覧ください。
まずはイキナリ鈴木的に殿堂入りサーファーから
五十嵐カノア
有名すぎて説明の必要はもはやないでしょう。
今、日本で最も注目されるサーファーであり、WSLチャンピオンシップツアーで活躍している唯一の日本人でもあるカノア(アジアという枠でもCTに入ったのはカノアが初)。生まれ育った環境はカリフォルニア・ハンティントンで、地元で行われる由緒ある大会US OPENを2連覇していることも記憶に新しい。東京2020の活躍も期待されていますが、年々着実にチャンピオンシップツアーのランキングを上げており、2018年は最終レーティング10位。いつCTで初優勝を飾ってもおかしくないポディションにいる。今年こそはCTツアーで優勝とトップ5の牙城に切れ込んで欲しい。弟のキアヌもグングン成長しており、こちらも楽しみだ! Go Kanoa & Go Keanu!
https://www.instagram.com/kanoaigarashi
1.
セス・モニーツ
2019よりCTにクオリファイしたセス。父は屈強なハワイアン・サーファーで、レジェンドのひとりトニー・モニーツ。姉はロングボード・チャンピオン獲得者であり、可愛らしいルックスとキャラクターで日本でも大人気のケリア・モニーツ(私も大ファン)、兄はQSでグッドリザルトを残すジョシュア・モニーツとエリート一家です。パイプラインやフリーサーフィン、ワイメアやジョーズなど限られたスポット、コンディションで強いハワイアンは多いが、セスはエアーもリッピングもカーヴィングもチューブライディングもスキルが高い。今からCTでどれくらい通用するのか楽しみです。シーバス、ジーク、そしてジョンジョンとハワイアン同士のヒートは見所満載です。
それにしても昨年のテキサスBSRで見せたバックフリップの高さ、パイプマスターズでのエアーの高さには驚かされました。
https://www.instagram.com/sethmoniz/
2.
コーリー・コラピント
カリフォルニアのなかでもここ数年注目を集めるコーリー。五十嵐カノアと同年代で、小さい頃はカノアとヒートでも戦っていた。15歳から始めたロングボード、特にログにのめり込み現在はログ、ツイン、ミッドレングス、ショートボード、アシンメトリー、フィンレスなど様々なサーフボードを操るサーフマスター。従兄弟はCTツアラーでサンクレメンテの星、グリフィン・コラピント。グリフィンの弟のクロスビーもアップカマーとして注目を集めている。とんでもないサーフエリート”一族”です。話は逸れましたが、コーリーの特にフィンレスライドはもはや驚異的、タイラー・ウォーレンやライアン・バーチ、トミー・ウィット、CJネルソンも認めるその才能、ぜひ一度ご覧ください。
https://www.instagram.com/kookapinto
3.
ノア・ディーン
若手にありがちな優等生なスタイルとは真逆、中指立てちゃう系のパンクサーファー、ノア・ディーン。そのサーフィンはまさにキレキレ。特にエアーはチッパ・ウィルソンなど他のサーファーともひと味違う雰囲気が漂う。コンペにはほとんど出ないが、ボルコム・パイプなどのヒートでみせるライディングはかなりのモノ。2019年もワイルドカードで出場予定。父親がシェイパーだった影響もあり、小さな頃は自分でサーフボードをクリエイトしていたこともあるそう。スケートや音楽など、サーフィン以外でもクールなスタイルを魅せてくれる。最近のサーフアイコンの中でもアンチヒーローは少ないので、今年はどんなフッテージが見れるのか楽しみだ。
私自身、ノアに影響されてエアーも出来ないのにフロントデッキパッド貼ったことは秘密です。
https://www.instagram.com/ilovetables/
個人的にはショートボードやロングボード、コンペ、フリーサーフィンなどカテゴライズせずに、クールなサーフィンを見せるサーファーが好きです。アンディ、ロブ、ジョエル、CJネルソン、ケリー、ジョシュ・モア、ミックにパーコ、タジ、ジョシュ・ファーブロー、チッパにオジー、マーシャル・ブラザーズ、そしてデーンにジョンジョンなどなど90年代以降でも好きなサーファーは沢山居て書ききれません。
好きなサーファーが登場する好きなムービーやクリップを見つつ、気分を高めて、少しでもスタイルを吸収できたらいいなぁ〜、と通勤時間に映像をチェックしています。
皆さんはどんなサーファーが好きですか??