Back to the Beach.ベストライディングへの道 プロローグ



3週間…大体サーフィンの間隔がこれくらい空くと潮切れはモチロンのこと、サーフィンの調子も悪く感じる。
1ヶ月ほど期間が空くと通称パド筋が低下。
自分の場合はある程度期間が空くと、例えばサイズ頭前後、波数多め、流れマシマシだと沖に到達するまでの時間が、通常の1.5倍-1.7倍くらい掛かっている気がする。
これはあくまでも個人的な感覚だけれど、この期間が1年、3年、5年と長くあけばあくほどサーフィンへの復帰が厳しくなるのが想像に難くない。

カムバックサーファーの方は数年振りにサーフィンに復帰する方なので、頭でわかっている動作ができないことに苦慮するはず。その中でも大体の方はパドルはロクにできずグラグラ。ダッグダイブもままならず、テイクオフの際に足が前に出て来ないのではないだろうか。
思った通りいかず、また辞めてしまう方も多いとおもう。

ここの高い壁を越える方法は二つ。基礎体力を上げ、パドル筋を復活させる。大幅に体重が増えているのであれば、減量していくのがベストだろう。

もうひとつはボードを考えること。同じキツさは味わうが、当然ショートボードの方が、ファンボードやロングボードよりもパドル力、テイクオフなどシビアなタイミング、コントロールが要求される。
そのため長いボードをチョイスするのも一つの手。パドルやテイクオフをボードに助けてもらうのだ。

近年はソフトボード(通称、スポンジボード)もクールなデザインや乗りやすいものが増えているので、7’0″くらいのそういったボードでカムバックするのも良い。だが、しかし….やっぱり短めのボードでやりたいっていう方も多い。

前置きが長くなりましたが、本誌サーフィンライフとウェブの連動企画
Back to the Beach.ベストライディングへの道!

衰えた体力、パドル力はボードにカバーしてもらいましょう。
テイクオフの喜び、横へ滑る喜び、技が成功した時の喜び、サーフィンのキモチ良さを再確認し、そして再び毎週海へ。あの頃のアツい気持ちを思い起こさせる今企画。

まだこの企画を知らない方は下記をチェックしてください。
最新号のサーフィンライフP128-129にも掲載されています。
(明日12/13日にいよいよVol.1がこちらで掲載予定)

今回の一般サーファーモデル
竹内大介さん、42歳。都内在住でデザイナーの仕事(小誌のデザインも一部担当)をしならが15年振りのサーフィン復帰を目指す。
ブランクは15年、その間に増えた体重は10㎏。はたしてBack to the Beachモデルでサーフィンへの復帰、再びリップすることはできるのか??

SURFIN’LIFEプロデュース・サーフボードが出来るまで。

サーフボードを手にいれる喜び。

サーフィンライフ フルカスタムサーフボード「Back to the Beach」 モデル徹底解説


写真/熊野淳司 文/スタッフ鈴木