サーフィンのお悩みを仲村拓久未プロが解決  Vol.7 中、上級編 バックサイド

Q.バックサイドが上達しません

A.波の方向に重心をかけすぎないこと
バックサイドは波に背中を向けた状 態のため、進行方向の状況が把握しづらく、苦手意識を持つサーファーは多い。「コツを掴めばフロントサイドより簡単だと僕は思います。多くの人は苦手意識のせいか、身体の動きが波の方を見すぎている。スムーズにアップスができない人や、波の上に乗っかりがちな人は多いんじゃないかなと思います。それは波側に重心を入れすぎているから。つまり僕でいうところの左足に重心がいきすぎているという訳です。それを改善するためには、波の方向だけではなく、波のボトムにも意識を持っていくこと。テイクオフしてからスムーズに走りたいなら、まずは波のボトム部分を見てから横に走らせてみてください。重心が波側にいきすぎるのも防いでくれると思います」

 


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仲村拓久未プロ
なかむら・たくみ●1996年生まれ。三重県出身。16歳でプロデビ ューし、19歳でJPSAのグランドチャンピオンに輝く。アグレッシブでスタイル溢れるサーフィンが持ち味。現在は拠点を湘南・鵠沼に移し、サーフィンスクール事業を展開するなど、幅広く活躍している。

こちらの掲載内容は2021年サーフィンライフ9月号を再編集し掲載しております。

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