そろそろセミドライの季節…もはや湘南では5×3mmは必要ない?

Photo:Junji Kumano

朝晩、かなり寒くなってきましたね…お久しぶりです、スタッフ鈴木です。関東でもそろそろジャーフルだと厳しい場所が増えてきましたよね。
先日、取材で日本海に行ってきたのですが、今年初めて5/3mmを着用しました。外気温ももちろんなのですが、水温も個人的には寒かったです。サーフィンはしませんでしたが、淡水が流れ込む河口はブーツがあっても良いくらいに感じました。

そんななかスタッフ鈴木は今年中にウェットスーツをゲットするために9月の初旬にはウェットスーツブランドのスタッフの方にサイズを測ってもらい、早めの準備をしました。
(昨年はコロナ禍でサーフィンが流行ったことにより、11月にオーダーしても2月納品となるなど需要と供給のバランスが崩れていました)
そこでオーダーする際に、いつも通り5×3mmでオーダーしようとしたところ、鈴木君の行くエリア(真冬で茨城南以南)ならば4×3mmで充分じゃない?と言われました。むしろ湘南や千葉南ならば3mmセミドライで充分だと。

左が4×3mm、右が5×3mm

昨今は裏起毛素材の進化とバリアの進化により、かなり快適なサーフィンライフを真冬でも送ることが可能になってきましたよね。プロでも3mmセミドライに、本当に寒い時期だけインナーを着ている人もいると聞きます。

左が4×3mm、右が5×3mm

個人的に超もやしっ子なのでなかなか踏ん切りがつかず…だがしかし今回は気持ちを入れて初の4×3mmでオーダーしました。
出来上がったアイテムを見ると、3、4年落ちでやや縮んでいるにも関わらず5mmと4mmでこれだけの違いが。試着してみるとたった1mmなのにこんなに軽いなんて驚きです。

日本海や雪解け時期の河口、東北以北などは寒さも水温も厳しいので5mmがマスト、ドライスーツなども選択肢になると思いますが、関東以南などでは3mmラバーや、4mm×3mmの選択肢もありだと思います。陸上でテイクオフの動作などをしてみても動きやすさが格段に違います。撮影などもしたかったので、まだおろしていませんが真冬の海で着用するのが今から楽しみです。(せっかくだから水温が真冬の湘南並みの所へサーフトリップもありですね。編集長…どっか行きましょう)

皆さんは既にセミドライウェットスーツをゲットしていますか??以前に手に入れたアイテムを着用する場合は破れなど損傷がないか、ちゃんとチェックしましょう。個人的に“セミドライ”のウェットスーツの購入だけはユーズドなどではなく新品に限ると思っています。また、水温が低い所でテストしたら素直な感想をココでお伝えしたいと思います。また、次号ではギアメンテのページもあるのでご期待ください。

それではHave a good weekend.