知っておきたい!ビーチブレイクの特徴

サーフィンのテクニックも大事だが、そのフィールドである海のことも知識として持っておきたい。今回は多くの人がサーフィンをすることの多い「ビーチブレイク」の特徴について知っていこう。

加藤嵐プロ

ビーチブレイクとは

海底が砂のサーフポイントで、「サンドバー」と呼ばれる地形の具合によって、バラエティに富んだ波がブレイクする。岩場であるリーフブレイクに比べて安全で、基本的には力があり過ぎずに、多くのサーファーにとって乗りやすい波である。

ビーチブレイクの特徴は?

小さいサイズで斜面の緩いコンディションのときには、ツインフィッシュなどの厚めなデザインのサーフボードや、ロングボードでリラックスしたサーフィンができるし、ひとたびサイズアップしてパワフルな掘れた波になれば、スラスターで際どいアクションやチューブライディングが味わえる。変化しやすい地形だけでなく、うねりや潮の満ち引きなどの条件によってもさまざまな表情を見せるビーチブレイクは、あらゆるレベルのサーファーが飽きることなく楽しめる波なのである。

チェック1 常に波質は変化する!

海底が砂であるビーチブレイクは地形が流動的で、波質が絶えず変化している。大きなうねりの前後では、昨日までまったく良くなかったポイントが、次の日にはパーフェクトなブレイクとなることも珍しくない。また潮の満ち引きによっても波の状況が急変することが多いのが特徴だ。ポイントの傾向を把握しながらこまめに波チェックを続けていれば、人が少ないのに波が良いというグッドコンディションに出会う確率は高くなる。

チェック2 堤防付近には綺麗な波が立ちやすい

浅いところで波が割れるのはどんなポイントでも同じことだが、海底が岩場で動かないリーフブレイクと違い、地形が変化するビーチブレイクにおいては、ブレイクするポイント(ピーク)を探し出さなくてはいけない。一般的に、堤防付近には一定方向にブレイクするいい波が立つことが多い。堤防がきっかけとなって、綺麗に砂が溜まった地形ができやすいからだ。ただしヘッドランドの周りは流れが複雑で危険も伴うので、近づき過ぎないように注意すること。

チェック3 波の途中でブレイクすることもある

ビーチブレイクは地形が安定しないため、ライディングの途中で波が崩れてしまいがち。ただしその場所を越えられれば、さらにセクションが続いていく波も少なくない。そのためには、波のブレイクをできる限り予測しておくことが必要になる。海へ入る前に、どこでブレイクするのかをよく観察して岸に目印をつけておけば、海のなかからでも判断をつけやすい。波が途中で崩れても、諦めないで対処しながらロングライドを目指していこう。


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