都心でサーフィン!シティウェイブサーフィンの楽しみ方

ナイトサーフィンが広げるシティサーファーの可能性

シティウェイブ東京

今夏、東京・大井町に誕生したシティウェイブ東京(以下シティウェイブ)は、都会のビルが立ち並ぶ中で波に乗ることができる、まさに都市型ウェイブプール。もともとリバーサーフィンにルーツを持つシティウェイブ。川のように水流を起こすことで生み出されるその波は、実際に体験するとかなりのパワーを感じられ、充分な乗り応えがある。仕事や生活のベースを東京に置くサーファーにとって大きな魅力となるのは、朝7時から夜23時までという営業時間。ナイターが完備されたシティウェイブでは、「仕事終わりにちょっと1ラウンド」という利用の仕方ができるのだ。平日サーフでスキルを磨き、体をつくれば、週末の海でのサーフィンが、今よりもっと充実するのは間違いない。

 

シティウェイブで楽しむには?基本の動きをチェック!


✅「端から端へ」が基本の動き

常に同じ8の字形状の波があるシティウェイブでのライディングは、横幅を大きく使った8の字型のライン取りが基本の動きとなる。フロントサイド、バックサイドと切り替えしていく際に重要なのは海でのサーフィンと同じく目線でのリード。行きたい方向を見ながら、徐々に体を傾ければ、フェイスにレールが入りやすい。

シティウェイブ東京 シティウェイブ東京

このとき注意したいのは、ボトムまで下りきってしまわないようにすること。フラットなボトム面まで下りるとレールが入りづらいため、波のトップへ流れる水の勢いに一気に乗ってしまい、修正するのが難しくなる。実はシティウェイブでは、斜度のあるミドルからトップのあたりが、一番レールが入れやすくスピードも得やすい。波に対するポジショニングは、海での乗り方から頭を切り替えてライデ
ィングしたほうがよいだろう。


✅低い姿勢と柔らかい膝がテイクオフメイクのコツ

パドルを必要としないシティウェイブでのテイクオフは、海と違い、サーフボードの上に足を置いた状態でスタート。プールサイドに腰を掛け、サーフボードを静かに水面につけたら、体重をかけながらゆっくり立ちあがる。 立った瞬間は、波に押し流されないよう、腰を落とし、膝を軽く曲げながら低い体勢をキープすると安定感が得られる。最初は難しさを感じるかもしれないが、数回行えば楽に立てるようになるはずだ。

シティウェイブ東京

 

 波はどうやって作られるの?

中央のデッキの下、網の奥に10 基設置されたポンプが川のような激しい水流を作り出す。プール中央の底にはフラップと呼ばれる板が並び、その角度を飛行機の羽のように上にあげることで、水流が波の形ヘ整えられる。波を起こす前のプールの水深は太モモぐらい。シティウェイブ東京

こちらは起動後、プール前方からの写真。フラップの角度を変えることで、初心者(80㎝)、中級者(100㎝)、上級者(120㎝)の各コースの高さに調整される。上級者コースでは、プールの上端ぐらいまで波の高さが上がる。波を作る水流はかなりの角度と迫力だ。シティウェイブ東京

ワイプアウトしたらどうなる?

ワイプアウトすると、水流の勢いに乗ってサーフボードとともに後方へ流される。内壁は柔らかい素材を使用しており、プール後方は水深が浅いので安心だが、自分のサーフボードが当たらないよう気をつけたい。
シティウェイブ東京

 

次回は、シティウェイブを楽しむためのコツや、海で役立つポイントをご紹介します。

 

シティウェイブ東京
東京都品川区広町2丁目1-19 スポル品川大井町内  
[営業時間] 7:00 ~ 23:00 
 無休
https://citywave-tokyo.jp
もともとリバーサーフィンの盛んなヨーロッパを中心に、世界6 ヶ所で展開しているシティウェイブ。東京・大井町駅から徒歩5 分という都心に誕生したシティウェイブ東京は、アジア初上陸となる。独自の波生成システムから生まれる人工ウェイブは、コンディションに左右されない、安定したクオリティが魅力。海から遠く離れた場所でも手軽に波に乗れる施設とあって、すでに多くのサーファーが通い詰める新たなサーフスポットとなっている。


写真/高橋賢勇 取材・文/松永光人
[サーフィンライフ2018年11月号掲載記事を再構成]