ミッドレングスの最たる特徴は、推進力の大きさと直進性の高さにある。波とサーフボードがシンクロして生まれるスピードを感じながら、サーフボードの特性を生かして、流れるようなラインを描いていこう。
フロントサイド
走り過ぎに気を付ける!
ミッドレングスでも、ショートボードのように波のボトムとトップを使うことがスピードに繋がる。サーフボードが重くて長いので、スピードがついていないテイクオフ直後は、とくに荷重抜重をしっかりすることが重要だ。そして一度スピードが付けば、わずかな動作で優雅にコントロールできる。フロントサイドにおける小林プロのアドバイスは次のとおり。「サーフボードの直進性が高いうえに視界が開けているので、先へ走り過ぎパワーゾーンを外れてしまいがちです。走り過ぎたら、サーフボードを岸に向けると波とのタイミングを合わせられます」
シークエンス別に解説!
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